Nairobi Journal

Vol12. WSF開幕!興奮のオープニングセレモニー

20th Jan,2007

とうとうオープニングの日がやってきた。 僕のKibera Bicycleも準備万端である。 仕事場である、GODOWN ART CENTREから巨大トラックでスタート地点であるキベラまで運ぶ。

トラック到着。さっそく積み込む。トラックに乗せると無茶苦茶高くなった。
ナイロビの電線は凄く低いので不安になる。
でもみんなハクナマタータ(NO PROBLEM)と言っている。じゃあ大丈夫だな。

いざ出発。みんなトラックの荷台に乗って騒いでいる。はしゃいでいる。 ジャーもこんな体験した事無いといって喜んで興奮している。よかったよかった。 通りのみんながサワサワと言って声をかけてくる。クラクションで応援される。 なんか凄くなりそうだ。今日は。

途中で色んな障害物にぶつかり多少は故障したものの、かなり頑丈に作ってあるので大丈夫。 そして、キベラに到着。もう行進は始まっている。なんだか凄い人の数だ。

そして僕たちもスタート。みんな子供たちがなんだこれはとびっくりして集まってくる。 いいぞいいぞ。

僕も乗る。オレも乗せて乗せてとケニア人が群がる。
タウンのウルパークまで8キロほどのパレード。

会場に到着。たくさんの報道陣がKIBERA BICYCLE に群がる。 凄い数だ。みんな気に入ってくれているようだ。 これが次の日、なんとすごいことになる、、、。

ジャーと僕。ジャーとはなんか兄弟みたいになってきたな。すんごい人の数。


※クリックすると大きなサイズで見られます。

ウルパークに群がる人々。すごいすごい。

音楽とダンスも始まる。いくつかのアフリカの大統領もあつまり、みな興奮している。 しかし、ここでトラブル発生。僕も一番前で興奮して踊っていたら、気づいたらバッグが空いている。 ヤバいと思ってまわりを見渡すと、足下に財布が落ちている。中を見るとお金だけ綺麗に抜かれている。 やられた!600KSHだけだったので被害は少なくて済んだが、生まれて始めてスリに遭った。 これもいい体験と思うしかありませんな。

メインステージに群がる人々。

その後、僕たちはWSFのメイン会場となるカサラニスタジアムへまたトラックで移動。 写真はトニー。トニーには本当にお世話になった。夕日が差し込み、なんだか感動してきた。

到着。みんなで労をねぎらう。タスカ麦酒がないので、ソーダで乾杯。

で、自転車は僕の展示の横にセットされた。いい感じだ。 おつかれさんです。

0円ハウス -Kyohei Sakaguchi-